Nikon D5000

Nikon D5000 はどのようなカメラか？

ニコン

Nikon D5000 は、カメラ・レンズメーカーのニコン(http://www.nikon-image.com/jpn/)が発売しているデジタル一眼レフカメラです。眼鏡をご使用の方はメガネレンズを選ぶ際に聞いたことがあるかもしれません。Nikon は、フィルム時代からの一眼レフメーカーで、一眼レフとしての長い歴史を持ち、さらに高性能なレンズメーカーであることが人気を集めています。

入門機は買いなのか？

デジタル一眼は、上級機、中級機、入門機と大きく３つに分類されます。 このうち、Nikon D5000 は入門機（エントリーモデルとも言います）に分類されます。入門機と聞くと価格は安いけどイマイチと思われがちですが決してそんなことはありません。一例ですが、そらいろ写真館では 入門機の D5000 と 中級機の D90 の2機種が候補に残りました。当時、D5000 と D90 の価格差は１万円程度で予算的には D90 も十分圏内でしたが、最終的には D5000 を選びました。

連写性能や光学ファインダの性能、液晶モニタの精度、対応しているレンズ数など基本スペックは D90 が上でしたが、次の理由から D5000 の方がより魅力的に感じられました。

• レンズを含めた総重量が軽い
  店頭で実際に持ち比べてみたところ、D5000 の方がかなり軽く感じました。これは D90 ほど重厚でなく耐久性で劣るということですが、通常の使用では耐久性よりも持ち歩いても疲れにくい軽量さに魅力を感じました。
• シャッター音が小さい
  一眼レフの構造上、コンパクトデジカメの様に無音にはなりませんが、D90 のシャッター音と比べてだいぶ小さい印象を受けました。これもシャッター機構の耐久性で劣る結果だと思いますが、室内でペットを撮影する時などでなるべくシャッター音は抑えておきたいところでした。
• シーンモードが充実している
  これは初心者向けにそうしているのか、単に D90 よりも後に発売された機種だからなのかはわかりませんが、夜景や料理にペット、ポートレート、紅葉など、撮影シーンに合わせてモードを選択しておけば自動でシャッター速度やISO感度、色味などを合わせてくれるもので、D90 よりも多くのシーンモードが用意されていました。これなら機械任せで手軽に写真撮影が楽しめます。
• バリアングル液晶を持つ
  バリアングル液晶の搭載は Nikon デジタル一眼レフで初なので、今後中級機にも搭載されていく可能性があります。バリアングル液晶ならわざわざファインダーを覗いて構図を合わせる必要がなく自由なアングルで撮影できるので、犬猫などのペットをペット目線でローアングル撮影したり、自分の背よりも高いハイアングルでの撮影をする場合にとても役立ちます。バリアングル液晶でのピント合わせは時間がかかるので、あくまでもファインダーでの構図合わせが基本になると思います。

以上、D5000 について簡単にまとめてみました。D5000 に限らず、デジタル一眼選びの参考になれば幸いです。

Nikon D5000 の機能